尼崎オニバリーガーデン

どうも、おにぎり爆弾と申します。尼崎出身のチマチマ大学生がチマチマとチマチマするやつです。日記もチマチマ書いてますhttp://onigiribakudang.hatenablog.jp/

おにばく推奨映画「シン・ゴジラ」(ネタバレ感想)

東宝ゴジラがスクリーンに帰ってきた。正直期待はしていなかった。予告を見た段階では「ダメだこりゃ」と思っていた。だが俺は全力で土下座したい。最高だった。



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まず個人的に1番求めていたのが破壊シーン。ガメラ3ばりに街燃やしてほしいなと思ってた。その期待に見事に答えてくれたね。虎ノ門大炎上よ。俺はあれが見たかったんだ。ガメラ3以上に破壊してくれた。総理大臣含め政府のトップがごっそり死んだのも絶望感あって良かった。ギャレゴジにはまず破壊が足りない。


次にゴジラについて。初めて今回のゴジラのデザインを見た感想は「気持ち悪い」というものだった。少なくとも格好良くはないなと。ただ、逆に言うと製作側の意図として格好良いゴジラを作る気はないことは伝わってきた。意識するのはやはり初代。「恐い(怖い)ゴジラ」だ。結果、あの不気味なデザインはゴジラの恐ろしさを演出するのに一役も二役も買っていたと思う。

さて、今回驚かされたのは成長によるゴジラの形態変化である。鎌倉上陸時のゴジラを矢口が「第四形態」と呼んでおり、「え?第三じゃないの?」と思ったのだが、どうやら第一形態は最初に姿を現した時の尻尾のみの姿らしい。衝撃的だったのはやはり第二形態である。目、動き、フォルムのどれを取っても衝撃的。あれは子供泣くわ。個人的には何となく第二、第三形態はゴジラというよりウルトラ怪獣のようなデザインだと思った。最終的には第四形態止まりだったものの、まだ進化の余地を残しているという恐ろしさが、デストロイアあたりを思い出させる設定で良い。
熱線に関しては先述した通り大規模破壊を見られたので概ね満足なのだが、1つ気に入らない点を挙げるとすれば顎が真っ二つに割れる点。あれはダサいと思ってしまった。背中からの熱線は「そんなの有りかよ感」があって良かったのだが。煙→炎→ビームと変化していくシーンも好きだ。


最も不安視されていた人間パートも個人的には楽しめた。矢口や環境省の課長補佐を中心とした怪獣対策チームの会議は、個性的なキャラクターや早い台詞回しなどテンポとエンタメに重きを置いたものとなっていた。ゴジラ映画らしいとは言えないが、ゴジラが登場しない人間パートで飽きさせないための工夫を感じさせるシーンだった。人間ドラマと呼べるものは皆無で、ゴジラと対峙する人々の戦いと葛藤だけを描いたこともそういった工夫の1つだろう。

終盤の見せ場は何と言っても新幹線&在来線爆弾。それまでのシリアステイストと打って変わってなんだか楽しいよ。しかも結構効いてるというのがまた面白い。
ガメラ2といい、vsビオランテといい人間が活躍する怪獣映画はハズレ無しだなあ。FW?何ですかそれは?


最後に音楽についても触れておきたい。まず1つ言えるのは、伊福部昭は神だと言うこと。偉大過ぎた。今回で誰もがそれを再確認したはず。一方で鷺巣詩郎は正直合っていないと感じた。エヴァの「デンデンデンデン デンデン」というあのBGMを乱用するのはいただけない。それ以外の曲も作品に合っていたとは言い難いと思う。かと言って伊福部昭が合っていたかと言えばそれも微妙なところで、「レジェンド補正」みたいなものは確実にある。つまりはそれだけ偉大だということ。だって怪獣大戦争マーチに合わせて新幹線と在来線で特攻するんだぜ?そりゃテンション上がっちまうよ。
実は映画見る直前までゴジラのサントラを聴いていて、vsメカゴジラのOPのメインテーマに胸を高ぶらせていたのだ。まさかエンドロールの最後に流れるなんて。エンドロールの音楽のクレジットに「ゴジラvsメカゴジラ」の文字が見えたから、「あれ?流れたっけ?」と思い出していたらまさかの最後の最後よ。



やっぱりゴジラは最高だ。俺の中では今年のベスト映画はもうこれで決定。ゴジラをスクリーンで見られる喜びをガキの頃以来本当に久しぶりに味わうことが出来た。

IRON MAIDEN来日公演 4/20

IRON MAIDEN来日公演@両国国技館の初日に行ってきた。

両国国技館でのライブは初めてだった。今まで相撲を観に2、3回訪れたことはあるが、まさかその会場でメイデンを観ることになるとは誰が予想しただろうか。

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会場外には「アイアンメイデン」「ラウドパーク」「サマーソニック」「クリエイティブマンプロダクション」の幟があった。粋なことをしてくれるものだ。お祭り感がある。

俺の席は2階正面スタンド席。中々見やすい。PRTの先行で取った甲斐があった。当然、力士の優勝額も飾られている。朝青龍のものが見当たらないのが寂しかった。

前座のThe Raven Ageが始まると同時に暗転。てっきり前座の時も明るいままだと思っていたので、少し驚いた。案の定暗闇の中スマホのライトを使って自分の席を探す人たちが大量発生。最初から入って正解だった。
そのThe Raven Ageはメイデンのリーダーであるスティーヴ・ハリスの息子が在籍するバンドらしいのだが、はっきり言って全く印象に残ってない。最初こそそれなりに集中して観ていたのものの、途中から退屈になってきて耳栓代わりにイヤホンを付けてボケーっと観ていた。悪くはないのだが、これといった個性もないので大成は望めなさそうだ。

前座が終了して20分ぐらいが経過した頃にメイデンのライブの始まりを告げる合図でもあるUFOのDoctor Doctorが大音量で鳴り響いた。この時点で会場は総立ち。


そして遂にIRON MAIDENのライブがスタート。ここからは印象に残ったことを適当に書いていく。
最初はIf Eternity Should Fail〜Speed Of Lightという新譜のオープニング通りの流れ。会場の反応はまずまずといったところか。新譜のリードトラックであるSpeed Of Lightですらこの盛り上がりなのだから、やはり過去の名曲を聴きに来た人が多いようだ。まあ、そりゃそうか。

ただ、新譜の中ではSpeed Of LightよりもThe Red And The Blackの方が盛り上がっていた。かなりライブ映えする曲で、コーラスパートでは合唱も起きていた。個人的に新譜の中では一番気に入っている曲なのだが、やはり長すぎる。もう少しコンパクトに纏めてくれればなあと思わずにはいられない。

序盤のハイライトはThe Trooper・・・のはずだったのだが、ここでまさかのハプニングが。Trooperの格好に着替え、イギリス国旗を持ったブルースがマイクを忘れて登場したのだ。結果的に最初の「オーオーオーオーオーオーオーオオー」まで観客に投げっぱなしになってしまった。あんなのは初めて観た。海外ならばここは観客による大合唱で何とか様になるのだろうが、日本ではそうもいかない。合唱の声は小さく、少々変な雰囲気になってしまった。勿論、これは決して悪いことではない。盛り上がり方は国によってそれぞれ違うのだから、仕方のないことなのだ
ただ、Trooperだけはもう一度ちゃんと聴きたいなあ。あれはあれで貴重なものが観られたということで良しとしよう。

新譜のタイトルトラックが終わり、ライブは終盤に突入。すると、あのイントロが。Hellowed Be Thy Name!個人的にメイデンの曲の中で1、2を争う程好きな曲であり、最も聴きたかった曲だ。これは滾らさるを得ない。この曲を生で聴くことが出来たというだけで間違いなく行く価値はあった。と言っても事前にセトリを調べてしっかり予習をしていたので、演奏されることはわかっていたのだが。

興奮冷めあらぬ中、続いてFear Of The Darkが始まった。恐らくこの日最も盛り上がったのはこの曲だろう。俺自身この時が一番はしゃいでいたと思う。初めてメイデンのライブに行ってみたいと思ったのもこの曲のライブ映像を観た時だった。大合唱、ブルースの「You!(あるいは地名)」→「Hahahahahaha!!」、サビでのジャンプ・・・憧れていたライブでのFear Of The Darkを遂に体験出来たのだ。本当に楽しかった。

本編はバンド名を冠した名曲Iron Maidenを演奏して終了。それから間も無くThe Number Of The Beastの最初の語りが聞こえてきた。1月のスラドミでKREATOR&シュミーアが演奏したのを観て以来、今年二度目の「6!6!6!」である。しかも今回は本物だ。
続くBlood Brothersも熱かった。これもやはりライブ映えする曲だ。IRON MAIDENという音楽を通じて世界中の人々が繋がっている。それを願う曲であり、それはメイデンのライブの1つのテーマである。

そしてラストはWasted Years。これもとても良かった。こんなにも素晴らしい曲だったのか。元々好きな曲の1つではあるが、今回のライブでより好きになった。

それにしてもメイデンのメンバーは本当に元気だ。特にブルース・ディッキンソン(57)を見ていると人間の可能性というものについて考えさせられる。あの歳で何故あれほどのパフォーマンスが出来るのか。劣化はしているのだろうけども、あの人の場合は見ていて「ああ、衰えちゃったな」と感じることが殆どない。しかも1年前は癌治療をしていたはずなのに、である。

ブルースは勿論、スティーヴ・ハリスも格好良かった。ベースを銃のように構えるあのポーズも披露していた。
エイドリアン・スミスとデイヴ・マーレイのツインギターも健在。IRON MAIDENの真骨頂である。
ヤニック・ガーズも相変わらずだ。ピョンピョンと跳ねるような謎ステップ、そしてエディとの格闘(茶番)もしっかりこなしていた。
無論、自由なフロントをしっかりと支えるニコ・マクブレインのドラムも忘れてはならない。
全てはライブ映像で見ていたあのメイデンのまんまだった。イメージしていたそのままのものを提供してくれる安心感。まさに伝統芸能である。

このブログでも何度か書いたが、俺はメイデンの大ファンではない。それでも彼等の「俺たちはまだまだ現役だ」という熱い思いはひしひしと感じることが出来たし、元気を貰った。
音響はとても褒められたものではなかったが、それでも百戦錬磨のレジェンドはやはり凄かった。

IRON MAIDEN万歳。それに尽きる。
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EXODUSのスティーヴ・ゼトロ・スーザの魅力

お久しぶりです。おにぎり爆弾 a.k.a. GOMIです。

 

今回は俺の大好きなバンドであるEXODUSについて書きたい。

なんでこのタイミングなのかと言えば、先日のインタビューにてボーカルのスティーヴ・ゼトロ・スーザが「LOUD PARKに出るよ」とまだ発表されていないラウパ主演をポロリしてしまったため。個人的に最もラウパに出てほしいバンドだったのでそれを知った時はかなり嬉しかった。そこで改めてEXODUSについて書いてみようと思ったのだ。大したことを書く気はない。どれほどの長さになるかも全くわからない。

 

 

EXODUSは俺がスラッシュメタルを好きになるきっかけを作ってくれたバンドであった。

 

スラッシュメタル四天王と呼ばれるSLAYERやMEGADETHを聴いてもあまりピンと来なかったが、ある時YouTubeでEXODUSのライブ映像(2008年のWackenの映像)を見て一気に引き込まれた。他のバンドとは明らかに違った。気付けば頭を振っていた。それ以来PANTERAと並ぶ最強のバンドとして俺の中で君臨している。

 

 

EXODUSと言えばベイエリアクランチと呼ばれるザクザクとしたリフを真っ先に思い浮かべると思うが、今回書きたいのはそれではない。現ボーカルであるスティーヴ・ゼトロ・スーザについてだ。

 

EXODUSの歴代ボーカルは3人。加入順に紹介しよう。1人目はオリジナルメンバーであるポール・バーロフだ。俺が初めて聴いたEXODUSのアルバムは歴史的名盤と名高い1st「Bonded By Blood」である。そのアルバムにてボーカルを務めたのが彼だ。俺は衝撃を受けた。酷いボーカルだと思った。完全にイカれてやがると。彼の歌唱は一言で言えば「基地外」。しかしながらそれがクセになる。EXODUSの曲の上では彼は最高のボーカルなのだ。

2人目はスティーヴ・ゼトロ・スーザ。彼については後述する。

3人目は元々はEXODUSのギターテックを務めていたロブ・デュークス。彼もまた素晴らしいボーカルだった。彼が最も輝いていたのはライブだろう。恐らくロブが在籍していた頃のEXODUSは世界で最も格好良いライブをするバンドだった。彼はフロントマンとして大変優れていた。指をクルクルさせてサークルピットを指示する姿が印象的だ。また、今ではEXODUSのライブの定番となったStrike Of The Beastでのウォール・オブ・デスにおける彼の煽りは凄かった。

 

さて、ここからはゼトロについて書こう。彼もまたEXODUSの歴史を語る上では欠かせない素晴らしいボーカリストであることは言うまでもない。ただ、個人的には歌唱力はロブ・デュークスに劣るのではないかと考えている。ロブは見た目はゴツいが、ボーカリストとしてはかなり器用なものだった。1stの曲も、ゼトロ在籍時の曲も上手く歌いこなすことが出来る。ゼトロはゼトロで自分が在籍していなかった頃の曲も、アレンジを加えつつ違和感なく歌うことは出来る。だが、オリジナルに近い歌い方が出来るのはロブ。決してどちらが正しいというのはない。どちらも正解だ。

 

そんなゼトロの歌唱において個人的に最も惹かれる点がリズム感である。ロブは前述した通りオリジナルに近い歌い方をすることの出来る器用さはあるが、猪突猛進というべきか、パワーを全面に押し出した歌い方をする。それが彼の色であり、どの曲にも暴力的な一面をもたらす。そのお蔭でライブは終始クレイジーな盛り上がりを見せた。

一方のゼトロの歌唱は曲に跳ねるような印象をもたらす。これが最高なのだ。良いスラッシュメタルバンドは数あれど、踊れるスラッシュメタルはEXODUSぐらいなものではないだろうか。The Toxic WaltzやFabulous Disasterはまさにその跳ねるような歌い方が光る名曲だ。ただここは別の曲を推したい。

彼のタイム感が最も活かされていると思うのは活動休止期間を挟んでリリースされた通算6枚目のアルバム「Tempo Of The Damned」に収録されているForward Marchである。

 

Forward March

Forward March

  • Exodus
  • ロック
  • ¥150

 

この曲の作詞はゼトロ本人が手掛けている。HIP-HOP歌手顔負けの押韻の嵐だ。そして何と言っても、たまらなく格好良いのがサビ終わりのパート(「Forward March×3 Never more in reverse」の後)である。ここのパートは個人的にEXODUSの全ての曲の中でもトップクラスに好きな部分だ。最高のリフに乗っかるキレッキレのゼトロの歌唱。今日はこれを書きに来た。

6thは冒頭の3曲ばかりが注目されるが、この曲のこともたまには思い出してやってほしい。いつか生で聴ける日が来ると良いのだが・・・。

 

 

スラッシュメタル界最強のライブバンドであるEXODUS。10月のラウパでの盛り上がりはもう約束されたようなものだ。一つ気がかりなのはゲイリー・ホルトがSLAYERのライブで来られなくなってしまう可能性。彼には絶対に帯同してもらわなくては困る。

LEPROUS来日公演@渋谷CLUB QUATTROに行ってきた話

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ノルウェーからプログレッシブメタルバンドLEPROUSが3度目の来日。これまではIHASAHNのバックバンド及びサポートアクトとしての来日だったので、単独公演は今回が初めて

 

 

だが俺はLEPROUSのアルバムは直近の2作しか聴いたことがなく、それでも行こうと思った理由としては3つ。一つはその直近2作が素晴らしい出来だから。次に、現在はIHSAHNのバックバンドはやっていないそうで、これを逃すと暫く見る機会は無さそうだから。そしてもう一つはチケットが全く売れてないらしく、逆に面白そうだなと思ってしまったというクソみたいな理由である。

 

2013年から色々なライブに行ってきたが、CLUB QUATTROに来たのは意外にも初。何故か行く機会が無かった。下のブックオフにはよく行くのだが。まあそんなことはどうでもいい。

さて、注目の客入りだが予想通りガラガラ。100人いるかどうかかというレベル。クアトロって確かキャパ800ぐらいだよなあ。これは寂しい。

 

まあ客入りのことを忘れるほどにライブは素晴らしかったけどね。

 

セットリスト

1.The Flood

2.Foe

3.Third Law

4.Chronic

5.Rewind

6.The Clock

7.Acquired Taste

8.Slave

9.The Price

10.Moon

11.Down

12.The Valley

-EC-

13.Forced Entry

 

冒頭3曲で一気に引き込まれた。Third Lawは本当に格好良い曲だなあ。LEPROUSの曲はライブ映えするものが多いね。

 

MCを殆ど挟まずに立て続けに演奏することで、緊張感が途切れない。確かRewindまではノンストップだったはず。曲の終わりに「Thank you」と言うぐらいで、それ以外は「楽しんでるかい?僕たちもだよ」「もう1曲聴きたいかい?」と言ったぐらいだったはず。

 

Slaveが終わってメンバーが捌けた時は「え?本編終了早すぎね?」と思ったが、その間もSEが流れ続けていたので、The Priceの前はあれがお決まりなのだろう。EXODUSがBonded By Bloodで、KREATORがViolet Revolutionで一回捌けるのと同じか。

 

 

バンドの中心はボーカル&キーボードのEinar Solberg

何と言っても彼の歌唱がこのバンドの大きな魅力だ。因みに彼は一昨年のEMPERORの来日公演でもキーボードで来日していたので、個人的には彼を見るのはこれで2回目。

髪型が変わっていたね。サラサラヘアーの長髪をブンブン振り回してヘドバンしてるイメージだったけれども、短髪にしてイケメン北欧紳士に進化を遂げていた。

わかってはいたが、やはり歌がめっちゃ上手い。そして声が良い。立っているだけで様になるし、キーボードを弾いてない時はマイクを持って身振り手振りで曲を表現するのだが、そのアクションも格好良い。

 

 

しかしEinarに負けないほどの存在感を放つ男がいた。ドラムのBaard Kolstadである。

彼は一昨年加入したばかりの新入りだが、彼の鬼気迫るプレイがバンドのパフォーマンスを高いレベルに引き上げていると思う。立ち上がってオーディエンスを煽り、ドラムプレイ以外でも貢献していた。

 

何となくこのバンドの弦楽器隊は不動にして淡々と演奏しているイメージだったが、そんなことはなくて、お立ち台に上がって弾いてみたりして適度に動く。Einarを含むフロントの4人が一斉にヘドバンをする画は迫力があった。また、コーラスワークも良かった。

 

音響も良好。決して音量が小さい訳ではなかったのに、ライブ終了後の耳鳴り・音こもりが無かった。それだけ各楽器の音のバランスが取れていたということだろう。

 

本編ラストのThe Valleyの途中で機材トラブルが発生し、下手ギターの音が出なくなってしまったのは少し残念だった。よりにもよってこの名曲の時になってしまうかと。

アンコールのForce Entryは2nd収録曲なので初めて聴く曲だったのだが、かなり格好良かった。オーラスに相応しい。

 

大満足。行ってよかったわ。

 

それだけにこの客入りは本当に寂しい。まず会場設定からして間違っていたよねえ。どうにかならんかったのか。もう少し小さなハコならガラガラっぷりも目立たなかっただろうし、その上で土日を確保出来ればまだ集客出来ただろうに。

 

そんな客入りにも関わらず熱いパフォーマンスを見せてくれたLEPROUSには感謝しかない。是非また来日してほしい。しかし最初にも書いたけども、IHSAHNのサポートでの来日が無くなってしまったとなると、次はいつになるのやら・・・。

 

 

 

少し余談を。29日に来日公演を控えたSTRATOVARIUSのイェンス・ヨハンソンが観に来ていたまあ話しかける勇気は無かったんですけどね。万が一間違ってたら恐いからね。

「ガールズ&パンツァー劇場版の爆音上映がすごい」という噂を聞いて立川まで見に行ってみた話(ミーハー魂全開でお送りします)

皆様ごきげんよう。おにぎり爆弾です。

 

タイトルの通り、先日立川のシネマシティに「ガールズ&パンツァー 劇場版」を見に行ってきた。

俺の最寄りから立川までは約1時間。何故わざわざ立川に行く必要があったのか。

 

この頃立川シネマシティの爆音上映が話題になっている。

最初に話題になったのは恐らく昨年の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(普通の映画館で見たけどこのブログでもひっそりと感想を書いた)の時だったはず。

爆音上映自体はその前からあったようだが、俺が知ったのはその時だ。とにかく迫力が凄い映画なので、あれを爆音で見られるってのはかなり魅力的だなと思ったものの、足を運ぶには至らなかった。

 

そして去年末、ガールズ&パンツァー劇場版が公開された。略してガルパン

古くからの女性の嗜みとして、戦車道が華道茶道と並ぶ武道の一つとして存在しているという世界で、少女たちが戦車に乗って戦うというアニメである・・・うーん、上手く説明出来ないな。まあそれは良いとして、このアニメの映画の爆音上映が今ネット上で話題になっている

 

 

個人的にこのアニメの面白さの9割は戦車バトルにあると思っている。ストーリー自体は王道というか普通というか、特段面白い訳ではないと。

 

あの戦車バトルを映画館の音響、それも立川の爆音上映で見られると知り、興味が出てきた次第だ。いや、実際に爆音上映されていると知ったのはつい最近のことなのだが。

 

やはり映画ファンとして爆音上映を一度は経験してみたいと思っていたし、これは行くしかない。

しかもガルパンの爆音上映には映画製作スタッフが関わっており、「この音で見てほしい!」という思いを込めて調整を施していると言うではないか。わざわざ立川に見に行こうと思ったのはそれが大きい。

 

前置きがかなり長くなってしまった。経緯なんかどうでも良いから書かなきゃ良いのに。僕の悪い癖。

 

 

場所は立川シネマシティのシネマツー。これがちょいと厄介だ。シネマワンとシネマツーがある為、俺はまんまと騙されて最初シネマワンに行ってしまった。モノレール沿いにあるのがシネマツーだ。

 

平日の昼間にも関わらず8割近くの席が埋まっていた。もう公開されてからかなり経つのにこれは驚異的である。

 

メタルのライブで爆音慣れはしているし大丈夫だろうとは思いつつ、若干不安もあったのが正直なところ。爆音に耐えられなくなり、映画の内容がちゃんと入ってこなくなったら嫌だなという不安だ。

 

しかしそれは杞憂に終わった

 

確かに爆音なのかもしれない。だが、爆音という言葉からイメージされるような破壊力ではない

ネガティブな意味に聞こえるかもしれないが、決してそうではない。あれだけの音量にも関わらず、音のバランスが取れていて快適なのだ。それでいて迫力は失われていない。普通の映画館で見るよりも音の迫力はあるはず。

 

とは言っても、最初は一発一発の砲弾に「おお!」となった。擬音語にするとドカーンではなく、バーンという感じ。

もっとも、それには割と早い段階で慣れてしまった。こんなエントリーを書いていて申し訳ないのだが、正直映画の中盤ぐらいからは、爆音上映であるということを忘れて映画に見入っていた。

 

因みに画質はあまり良くない。というか音以外の要素は並以下かなという印象を持った。トイレの位置も分かりにくいし。飽くまでも音を聴きに行く映画館。

 

 

一つ確かなのは、爆音というフレーズに恐れることはないということ。

現在立川シネマシティではガルパンの他にスターウォーズの爆音上映もやっている。映画ファンであれば爆音上映が気になるという人は多いだろう。

是非一度足を運び、その耳で他の映画館との違いを確かめてみてほしい。

 

 

 

え?それで映画自体は面白かったのかって?

 

 

そうだなあ。「爆音上映の感想」ということだったけども、改めて別のエントリーで映画の感想書くのも面倒くさいし、ネタバレしない程度にここに軽く記しておきますか。ということでここからはおにばく推奨映画

 

 

いやー、かなり面白かったね。ガルパンが好きな人ならば満足できる内容。TVアニメ本編を見て微妙に感じた人でもこれは面白いと思えるのでは。

 

個人的にガルパンの面白さの9割は戦車バトルにあると思っていると先述したが、これは映画も同様。戦車バトルが本当に素晴らしかった。ドが付くほどの迫力。

制作側も求められているものがわかっているようで、尺の多くを戦車バトルに割いている。上映時間は2時間以上らしいが、それが信じられないぐらいにあっという間だった。

 

ストーリーに関してもベタながら熱い展開が待っており、そういう展開が大好物な俺としてはウハウハものだったのである。

 

そして個人的にガルパンに対してかなり魅力的に感じているBGMに関してもまた素晴らしかった。戦車バトルを盛り上げる重要なファクターである。

 

頭空っぽにして楽しめる映画だからガルパンを知らない人でもある程度は楽しめると思うのだけれどどうなのかな。まあ当然見た方が数倍楽しめるだろう。

 

ガルパンは戦闘シーン及び不利な状況を逆転するための戦術が面白いアニメなので(所謂萌え要素が前提としてあるのは確か)、そういうのが好きな人は結構ハマると思うのだが。

 

間違いなく劇場で見るべき映画だ!

 

 

  

ガールズ&パンツァー 劇場版 主題歌「piece of youth」

ガールズ&パンツァー 劇場版 主題歌「piece of youth」

 

 

ガールズ&パンツァー 劇場版 オリジナルサウンドトラック

ガールズ&パンツァー 劇場版 オリジナルサウンドトラック

 

 

THRASH DOMINATION 2016「最強決定戦第二弾」に行ってきた話

俺はこれで初参加の一昨年から3年連続の参加。スラドミは毎回楽しみだ。

EXODUS、OVERKILL、SODOMの集った去年も強力だったが、今年もそれに勝るとも劣らない面子。ジャーマンスラッシュの重鎮であるKREATORとDESTRUCTION、そして初来日となる爆速天使DARK ANGEL。

個人的に一番のお目当てはDARK ANGEL。あの殺傷力抜群のリフを生で聴けるのが楽しみで昼も眠れない。そんな日々が続いていた。

では、ライブの感想を綴っていこう。薄っぺらい感想しか書けないだろうけどもご勘弁願いたい。

 

 

DARK ANGEL

 

まずモヒカンのロン・ラインハートの風貌に驚く。あれ?あんなんだっけか。

ジーン・ホグランのドラムは流石だったね。期待を1mmも裏切らない。

もうね、絶対聴きたかったThe Burning Of SodomとNo One Answersを聴けただけでも絶頂ですよ。本当に名曲だなあ。

ロンの「Death Is Certain?」という問い掛けに対してのレスポンスが寂しいことになっていたけど、俺はちゃんと「Life is not!」って言えた。どんな自慢だよ。

ステージングに関してはロートル感こそ無かったものの、ライブ運びはDESTRUCTIONとKREATORに比べると流石に一枚落ちるかなという印象。曲間にちょっとダラけた空気が流れてしまうのが惜しい。

だがそんなことは殆ど気にならないほどに曲の勢いが凄い。当然盛り上がらないはずはなく、トップバッターとしての役割は十二分に果たしたと云えよう。

聴きたい曲は全て聴けたので俺自身大満足のライブだった。もうこれだけで元は取れたようなもの。

 

 

DESTRUCTION

 

以前にもブログに書いたような記憶があるが、DARK ANGELだけでなくDESTRUCTIONを観るのも今回が初めて。そして俺は2014年のラウパでのKREATOR、去年のスラドミでのSODOMを観ているので、これでジャーマンスラッシュ三羽烏は制覇したことになる。KREATORもSODOMも最高のライブを見せてくれたが、このDESTRUCTIONも例外に漏れず素晴らしいライブだった。

初っ端からCause The Godsでテンションが上がる。しかしながらどうも音が弱い。DARK ANGELの凶悪な音を聴いた後だと特にそのような印象を受けてしまい、最初の方はイマイチ自分の中で盛り上がれずにいた気がする。だがいつの間にか音は改善しており、こうなってしまえば俺のテンションも上昇するのみである。シュミーアの声は衰えを知らず、マイクの刻みも同様にキレッキレだ。次々に繰り出される極上のスラッシュチューンの数々にフロアは大熱狂。

最後はBestial Invation。最高の曲だ。最初こそ「あれ?」となったが、終わってみれば流石の一言に尽きる。ベテランらしい貫禄のライブだった。

 

 

KREATOR

 

このスラドミが始まる前は「体力配分を考えよう」なんて言っていたのだが、始まってみればその四文字はどこかへ消えてしまった。まあ中盤でモッシュやら何やらをしている方々に比べれば、体力はあり余っているとは思うけども。だが、KREATORのライブにそんなことは関係無かったらしい。

1曲目のPhantom Antichristが始まった瞬間に身体もKREATORモードにスイッチされ、気付けば俺は一心不乱に頭を振り、「Phantom!Antichrist!」とコールしていた。ここまでの2バンド、どちらも甲乙付け難い素晴らしいライブだった。しかし今回の最強決定戦の勝者はKREATORだろう。そしてやはり俺はこのバンドが大好きらしい。最初から最後まで叫び倒していた。

それにしてもこのバンドはキラーチューンが多い。更に火柱とCO2のパイロを使用。あんなものをスラドミで見ることになるとは。反則気味ではあるが当然大興奮だ。そこにミレ・ペトロッツァの煽動が加わるのだからフロアの熱狂度は最高潮である。

Riot Of Violenceはかなりのレア選曲なのでは?BetrayerとTerrible Certaintyがセトリから外れたのは少々残念だったが、シュミーアとのコラボによるThe Number Of The Beastなんてレアなものも見られたし、ラウパではやらなかったFlag Of Hate~Tormentorもやってくれたので無事絶頂を迎えることが出来た。

 

 

 

今年もスラドミは最高だった。やっぱりスラッシュメタルは裏切らないね。

昨年のから続くこの最強決定戦シリーズのスラドミ。来年も続いたりして、続かなかったりして。

おにばく推奨映画「グローバル・メタル」(2007年)

第2回おにばく推奨映画です。まさか2回目があるとはね。

 

今回取り上げるのはスコット・マクフェイデンと人類学者のサム・ダン両監督の制作による音楽ドキュメンタリー映画「グローバル・メタル」。

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メタラーである上に、音楽ドキュメンタリー大好きおじさんでもある俺にとって、この映画は数ある音楽ドキュメンタリー映画の中でもフェイバリットの一つなのだが、メタラーでない人にも是非見てほしい内容だと思ったので、今回取り上げることにした。

 

あ、そこそこネタバレはしていきます。

 

内容は監督である人類学者のサム・ダンが「メタルのグローバル化」をテーマに世界各国を取材して回るというものだ。取材国はブラジル、日本、インド、中国、インドネシアイスラエルUAE(取材内容はイランについて)の順。

各国のメタルバンドマンや一般人メタラーに加え、IRON MAIDENのブルース・ディッキンソンやMETALLICAのラーズ・ウルリッヒ、SLAYERのケリー・キング&トム・アラヤ等の有名ミュージシャンも登場し、彼等のインタビューと共に各国におけるメタルの歴史を振り返る。

 

 

この映画を見終わった時にまず思ったのは「日本人で良かった」ということ。自分の好きな音楽を聴けるということは、それだけでも充分幸せなことなのだ。

 

この映画に登場するメタラーの多くはメタルを単純な娯楽として捉えていない。生きる糧、あるいは魂そのものと言うべき存在として彼等の生活にメタルがある。

 

先述した通り、取材国の一つとして日本も登場するのだが、客観的に見てこの映画における最も「浮いている国」は日本だろう。無論それは決して悪い意味ではない。寧ろそれは日本が平和な先進国であることを示している。

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インタビューで登場する音楽評論家の伊藤政則氏が語る通り日本人にとってのメタルは飽くまでも娯楽としての認識が一般的だ。

満面の笑みを浮かべて「I Love Metal!!」を宣言する女性メタラーHR/HMを扱うバラエティ番組・・・それらが物語っている。

 

他の国ではそうはいかない。インドネシアではMETALLICAの初来日時に会場外で暴動が起こり、チケットを持っていようがいまいが警備員にコミュニスト扱いされた挙句ボコスカ殴られ会場入り出来ないという有様。それが98年の出来事だというのだから恐ろしい。

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イスラエルでは異宗教間での紛争、徴兵令、通りを歩いているだけで標的になり得る自爆テロなど悪魔以上に恐ろしい現実が存在し、その状況に憤りを感じる者がメタルを聴いたり、メタルバンドを組んで怒りのメッセージを発信する。

長髪にしているだけで、SLAYERのTシャツを着ているだけで逮捕される中東では、メタルバンドを組んでも観客は着席が義務付けられ、過激な歌詞は全面的に禁止される。

 

 

彼等のメタルへの熱き思いには心が揺さぶられる。日本人である我々にも決して共感出来ないことではないはずだ。

メタルに限った話ではない。音楽から元気を貰ったことは、音楽好きならば誰もが経験することだと俺は思っている。俺自身辛い時期は音楽の力を借りることが多かったし、これからもそうだろう。そういった時期に聴いていた曲は、自分にとって単なる娯楽を超えた「希望」や「勇気」と云ったものに近い。そう、この映画に登場する彼等にとってのメタルと同じように。

 

 

音楽好きなら一見の価値はある映画だと個人的には思う。無論メタラーなら確実に楽しめるはず。

(これを見て少しでもメタルに興味を持ってもらえたら・・・なんてことは言わない)


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